2010年8月19日 広がる選択肢。
iモードに「アップル流」
このような見出しで誌面の3分の1を占めるサイズの記事が日経に掲載されたのが、まさに今朝だ。
これは、NTTドコモによる個人開発ゲームなどを配信出来るプラットフォームサービス開始に関するニュースであり、個人のアプリ開発者向けに門戸を開いてこなかったNTTドコモが、アプリ販売のプラットフォームとしてその提供数をApple社のアップストアに大きく差を空けられた後、今秋から進出してくる格好だ。
仕組みとしては、アップストアのそれにかなり近い形になりそうだが、専用の配信サーバが用意される事でインフラに関するリスクは無く、しかもオペレーターが提供するプラットフォームだけあって「携帯電話料金と一緒に代金回収」を代行して貰えるサービスも付随する。
代金回収スキームはオペレーターの特権であり、少額課金になればどこの会社も叶わない事はよく分かると思うが、コンテンツプロバイダーの企業・個人としては「プラットフォームのオープン化の走り=公式サイトビジネス」を作り上げてきたNTTドコモのサービスには期待感は高いのではないだろうか。
それにしても、ここの所ユーザーを抱えている企業のプラットフォームオープン化が加速している。
一般的な日本国内のコンテンツプロバイダーは、公式サイト以外ではAPPLEのアップストアとGOOGLEのAndroidマーケット、各ソーシャルアプリのプラットフォームを主戦場として、それぞれをどのように攻めるか思案している企業が多いと思う。
しかし今回のニュースを皮切りに、すでに世界にはもっと大きなプラットフォームが存在する事も忘れてはいけないという警鐘のような気がしてならない。

目の前に広がるあらゆるプラットフォームを前にして、今こそコンテンツ企業の経営者は選択と集中を元にした戦略的な動きが求められている。
