2015年後期新卒入社式の祝辞

本日、海外事業部で長期のインターンをしていた中国籍のCさんの後期新卒入社式を行いました。

すでに1年近く在籍してくれているので新鮮さはないかもしれないけれど、これで4月の前期新卒Yさんと共に、創業9期目に新卒を2名採用する事が出来ました。

そこで述べた祝辞を下記したいと思います。

Cさん、入社おめでとうございます。
日本にも中国にも、もちろん世界中に数ある企業の中からアイディールを選んでくれた事を心から感謝したいと思います。

今日から社会人としての第一歩を踏み出すにあたって、自分から贈る言葉を伝えたいと思います。

Cさんがインターンの時も、そして他のアルバイトの子たちも含めて、今のアイディールには誰一人無責任な仕事をしている子はいないと自負しています。

ただ、社員として新たな道を踏み出すという事は、新しい責任を負ったという事なんじゃないかと思っています。

この責任とは何かというと、アイディールの未来を創る責任を負ったという事です。
言い換えれば、大手の企業とは違って現在の規模のアイディールおいてこれは最大のメリットでもあるとも言えます。ここから会社の新しい事業や仕組み、そういう物を一緒に創っていくメンバーになり、それが出来るという事です。むしろこういう事をしていかなければ、我々くらいの規模の会社に入社する意味はないと思っています。

現在のアイディールの社員雇用は新卒のみに振り向ける方針になっています。

つまり今のアイディールに就職するという事は本当に狭き門であり、これはぜひ胸を張って欲しいと思います。

いずれは新しい事業への取り組みなどでその道のプロフェッショナルを高額な報酬で中途として引っ張ってくるという事も可能性としては当然ある事ですが、あくまで今いるメンバーたちはプロパー社員として会社の未来を創っていくメンバーだという事です。

会社はすでに9期目だけれど、ここにいるメンバーたちがプロパーとしての1期生として未来を創っていかなければいけない。
そのために先輩社員たちは後輩のプロパーメンバーを真剣に育ててあげなければいけないという事も忘れないで欲しい。

Cさん自身もインターン時代では許されていた事も、この責任を負った事で場合によっては正される事になるかもしれません。

それと入社前にCさんが言っていた「日本式の仕事の仕方を覚えたい」という事。容易に想像できる事としては、日本と中国の企業では集団主義なのか個人主義なのかという傾向の違いがあります。
今のアイディールが標榜している「チームで戦う」という事と、とてもリンクした考え方なんじゃないかと思っています。

仕事をするという事は基本的には大変な事ばかりだけれど、学生時代よりも楽しい事がたくさんあると思います。
これは持論でもあるけれど、日本人はワーカホリックだと言われる事も多いけれど、日本の企業で働くという事は、仕事を通じて人生の仲間を作ったり生きがいを見つけたりするという事なんじゃないかと思っています。

大変な仕事の中にあっても、仲間と共に楽しい時間を過ごして、ぜひ頑張っていって欲しいと思っています。

これをCさんの入社にあたり、自分からの贈る言葉としたいと思います。

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