2009年1月14日 国家も企業も、イノベーションを。

先日グーグルが中国撤退の可能性を示唆したニュースが目新しいが、とうとう勝負に出た。
中国のグーグル検索に「天安門事件」登場、オフィスは厳戒(CNNより)
本件についてはブログ「アンカテ」で分かりやすく説明されている。
おまえらいい加減にせんと無検閲のgoogle.com見せちゃうぞ!

これは、政治と技術、あるいは、政治とビジネスという異質な二つの領域の間で起きた衝突なので、どちら側の専門家もこのインパクトの大きさを掴みきれてないような気がするが、非常に大きな事件だと思う。(本文より引用)

確かに僕自身もすごくインパクトの大きなことだと感じている。
弊社でもグーグルのサービスを一部活用して社内管理が出来ればいいなと、色々と調べてみたことがあったけれど、中国から各グーグルサービスへのアクセスは非常に不安定で、接続出来る日・出来ない日があったり、カレンダーすら開くのに1時間もかかるだとか、結果として諦めたという過去がある。
立ち上げ間近の会社で、無料でここまでのクラウドサービスを提供してくれるなんてとてもありがたいのです。機密情報のアップロードさえしなければいいだけ。
なので、何とかなるならコストかからなくていいなぁなんて常々思っていた訳で、そこに来て今回の一件。一件なんて小さな言い方じゃないかもしれないけれど。
ちょうど昨日より中国担当役員のO島が訪中したばかりだったので「どう、天安門事件の検索結果、見れる?」なんて質問したんだけど、初日にそんな雑談に付き合ってくれる訳もなく、結局はTwitter上で「日本から持ち込んだPCなら閲覧が出来た」という誰かのツイートを見て「ほー。」なんて思っていた訳だ。
真実は明日にでも改めて聞いてみよう。
情報非開示・ワンマンというスタイルは、あれだけの規模の国民を1つにまとめるためにはある程度「必要悪」だという意見もあるかもしれないが、個人的には会社経営と一緒でこのスタイルは必ずどこかで反発が産まれてしまうものだと思う。
経験から言うと、完全なる情報の遮断はとても難しい。
特に今回のようにインターネットの世界では尚更難しいことだろうと思う。
しかし、人は真実を知りたがるものだ。
それなら最初から負の情報とどう向き合わせるかを考える事が重要なのかもしれない。
例えばフィルタリングの問題についても、子供達に有害なサイトを見れないような「設定」をする事よりも、有害なサイトの「何が危険なのか」を教育するような制度が重要なのではないか。
国家も企業もその時代・時流に合わせて変化し続けていかなければいけない。
その場しのぎのフタをしても、必ず臭いは漏れる。
日本の政治を見ていても本当にそれを感じる。
今までうまくいっていた事も思い切って捨ててしまうこと。
そしてまったく新しい仕組みを産み出すこと。
イノベーションの連続こそが国家も企業も永続する重要なキーワードなのかもしれない。

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