2009年10月6日 権力の集約。
2009年10月1日
中国建国60年周年
すでにテレビなどのニュースでも目にした方も多いだろうが、この日、盛大な軍事パレードや市民15万人による天安門前行進やマスゲームなどが開催された。
北京五輪に続き、中国が世界に向けた存在を発する絶好の場として、政治色の強いイベントであることは一目瞭然である。
ただ、あの壮観な光景は良し悪しなどと言った話は一旦置いておくとして、少なくとも日本では一生見られないのは確かだろうと思う。
前出の通り、メディアでは軍事パレードやマスゲームの映像を中心に報道されていただろうけれど、やはり現地に拠点を置く我々としては「じゃあ、その時町はどうなっていたの?」という生きた情報を伝えてみたいと思う。
ここからは弊社の中国担当役員のO島による写真やメッセージを元に。
今回の行事を無事乗り切るため(テロ予防など)前日の午後から当日の夕方まで数多くの道路で交通規制を実施。
関係車両が通行する通りは一斉封鎖。
関連して道沿いにある店はすべて休業。
これは、一流ホテルやショッピングモールも含んでの話である。
封鎖される通りに面した建物の住人は居住証明を取った上で一切外出禁止。
窓の開放すら制限。
バスや地下鉄も運行停止。
こうやって完全に人の流動を完全に止める事が出来るのを見ると、改めて中国という国が共産主義国家であることを思い出させる。
ちなみに該当のエリアはかなり広く、北京市内の3号環状線内のほぼ全てが対象となっており、東京で例えるのなら山手線内回りのようなイメージ(面積ではなく、その土地が持つ経済的な意味合いとして)
さて、それだけのエリアの道を封鎖するとどういう事になるか?

これは、通りの封鎖がとかれるのを待つ人々だ。

そう、中国ではこのような封鎖に対して逆らうのは無駄なことなのだ。
一般庶民達はこのような環境と共存しているのだ。
そして極めつけは、これ。


北京の渋滞のひどさを知っている方であれば尚更驚くかもしれないけれど、車が走っていない。
ナンバープレートの奇数・偶数番号で市内への乗り入れを制限しようとしても、プレートの改造なんかも多発して、なかなか渋滞を緩和できなかったのに、だ。
政治にしてもビジネスにしても、上から降りてきた指令に対する統率こそ、中国を語る上では絶対に切り離せないキーワードである。

戦車の通行

道の反対側でも封鎖がとかれるのを待つ人々。

商店もほぼ休業。

この後封鎖がとかれて、一斉にこの人の固まりが通りを渡った。

運行停止中のバスの列。
—
真実を知ることがチャンスを見つけるきっかけになると思うのだ。
PHP研究所
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中国の最悪の輸出品
中国経済統計の虚と実
情報の読み方が良く分かります
■中国最大・最悪の輸出品はねつ造数字である。■
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