2009年8月6日 祈りと想い。

小学生の時に「はだしのゲン」を読んだ時、その衝撃たるや言葉には出来なくて、漠然とではあるが「何故、こんな酷い事が出来るのだろうか?」と思った記憶がある。
会社の経営理念にも掲げているエンターテイメントやクリエイティブで戦争や自殺を減らせないだろうか、という目標は、もしかしたらその時から心のどこかにあったのかもしれない。
8月6日。
今日から64年前、ヒロシマに原爆が投下された。
いくつかの特番がある中、昨晩日テレ系報道番組の「NEWS ZERO」で50年以上、広島市内の慰霊碑に献水をし続ける被爆者、宇根利枝さんの姿が放映された。
幸運な事に大きな怪我を追わなかった宇根さんだったが、水を欲しがっていた被爆者が、亡くなってしまう前に水を持ち帰ることができなかったことを悔やみ、供養になるよう献水を続けてきたという。
そこには、こんな体験をするのは自分達が最後になって欲しい。という想いもあったからだと話す。
詳細は記憶にないそうだが、今日社員が話していた言葉。
あるアメリカの政治家が「これからの外交はもっともっと汚いものになっていくだろう。それは戦争を知らない世代の人間が政治家になっていくからだ。」と。
NEWS ZEROの村尾キャスターもこう述べた。
「戦後から64年経ちました。当時の話を直に聞ける時間は限られています。」と。
これは、厳然たる事実である。
しかし、デジタルなら半永久的に形を残せる。
そこにエンタメの要素を加えれば、広く人に知って貰う機会を作れるのではないだろうか。
戦争を知らない世代でも、戦争をしないという選択肢は当然、その痛ましい過去を忘れないために残していくことは出来ると思う。そしてそれは、やらなければならない事なんだと思う。
残された時間がない中ではあるが、いつか僕らなりの方法で必ず形にしたい。
犠牲者の方々へ心よりご冥福をお祈りします。
合掌。

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5 反戦・反天皇入門としての漫画体験
3 偏りが…
5 一度は読んでおくべき裏歴史書ともいえる
5 これは凄い。
5 「世界唯一の被爆国家」が生み出すべき使命を体現した漫画。

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