正しい結果を産む方法。

僕は会社内で結果が出なかった事に対して叱るという事はほとんどなくて、それは単純に結果論詰めたって意味が無いと思ってるからだったりする。

それに、本質論として正しいプロセスを踏んでいれば自ずと正しい結果が産まれてくる訳であって、もし僕が叱っているならばそれは各自が間違ったプロセスを選択しようとしているからだと感じて欲しい。

プロセスの中身っていうのは、単純に思考と行動の繰り返しでしかなくて、このどちらかが欠けていればそもそも正しいプロセスを踏んでるって言えないんだよね。
例えば「自分も色々と考えている」と言って行動しない(ここにはあえて行動をしない。という選択がある事を間違えてはいけない)のは最も不毛な事であって、悶々と悩んでる暇があるなら1人でも多くの人と会って、1つでも革新性の高いウェブサービスを体験してみて、1ページでも書籍から知識を得ようとしている方がよっぽど建設的で意味がある。

特に膨大なインプットが無ければ、正しいアウトプットなんて絶対に出来ない。
それが出来るのは一部の天才だけ。
自惚れちゃダメ。
自分たちは僕も含めて、ただの凡人なんだよ。
凡人なら、凡人らしいビジネスプロセスを踏まないと、正しく前になんて進めない。

そもそもプロセスの定め方は、基本的には僕が大きな方向性を決めて、それに向かって進むための道筋を担当役員が仮説を作り、それに沿って現場の子達が実際に試行錯誤する。というのが正しい。組織で大きな事を成そうと言うならば。

そういう意味では、特に小さなベンチャー企業で「社長を好きになれない」とかいうのは結構致命的で、ちなみに僕もむかーし勤めてた会社の社長が結構キライだったんだよね。その時にとある人に言われたのは「経営者の力が圧倒的に強い小さなベンチャーで、社長と馬が合わないなら辞めるしかないよね」と。

その後の会社で、いまだに尊敬している社長の元で仕事を覚える事が出来たので結果としては良かったんだけど、やっぱりそれは自分の中では結構大きな転換期だったんじゃないかと思う。

ただ間違えちゃいけないのは「社長が考えている事。が大事」な訳であって、僕のパーソナリティなんかどーでもいい訳。別に自分のファンクラブをやりたくて会社を作った訳じゃない。

それこそが「プロセスを考える」事に繋がる。
そのために企業理念があり、クレドカードがあるのです。

日常的で、かつ短いスパンでの行動と結果の繰り返しというルーティンワークに触れているのはやっぱり気楽だと思う。

だけど、もっと大きなプロセスについて、少しだけ想像をして欲しいなと思う。
僕が何故海外に目を向けているのか、とかね。
後は年間で100万円のビジネスを考えればいいのか、1000万円なのか、1億円なのか。
スケールしない事をうだうだやってるのは、そもそもプロセスが間違っているという事。

正しいプロセスを踏めば、いつか必ず正しい結果が産まれます。
だから結果を求めるのではなく「いかに正しいプロセスを踏むか」という事を意識して、年末に向けて最後の頑張りをお願いしたいなと思う次第であります。

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