2009年3月12日 数字だけでは見えないもの。
昨日書いた記事の中で振れていたCCTV炎上。
花火が原因だったのでは?と言われているので、それに関連した話を。
1ヶ月くらい前の北京信報より。
それによると、花火が売られる春節の15日間だけで、その売上が
1億元以上(日本円で約16億円)あったという。
これ、北京市のみで。
すげぇな。
まず、春節(いわゆる旧正月)期間に、中国では花火や爆竹を盛大に
やるのは比較的有名な話。
始めて生で見た時は「ここまでやるか!?」ってくらい、驚愕というか
唖然というか…。とにかく、凄いのヒトコトだったのを思い出す。
ちなみに花火の製造会社自体は政府公認の会社のみに限られていて、
当然誰でも花火を作ることは認められていない。
販売に関しても一緒。
販売を行う認可を得るためには、1日で終わるような簡単な講習に出て、
販売許可の申請を行い、抽選で決められる。
前出した通りこれだけの売上規模。
この販売認可が取れれば、まず100%儲かると言っても過言ではないため
商魂たくましい中国の方からすると、宝くじみたいなもん。
どうやら、もの凄い数の申請があるらしいという話を聞いたことがある。
数字で見た訳ではないけれど、まぁ想像できるな…。と。
続けて信報によると、今年は2196軒のラッキーな販売店があったそうで、
この限られた販売店だけで16億円を叩き出している訳だ。
普段の収入によるので一概には言いづらいが、販売店になったことで
軽く半年分の貯蓄が出来る人がいるという話もある。
年間の市場規模で換算してみると、300~400億円市場になる訳だから
「たったの2週間」「限られた販売店の数」で成り立っていることがいかに
規模の大きな話なのかが分かる。
しかし…
信報が述べているのは、実際の出荷数は例年に比べると実は少ないという。
えっ?GDP二桁成長の国なのに?
なんか不思議な話だなぁと。
で、現地の話を聞いてみると、高い花火よりも安い爆竹を多めに購入した
人が多かったというのが実情のよう。
面子を大事にする国民性から、ケチった感じには見られたくないけれど、
実は一般市民の財布の紐は固い。という所か。
平準化して考えることがいかに難しい国なのかがよく分かる。
