2007年6月17日 憧れ
もし小さな娘から「ねぇ、どうして勉強しなければ
いけないの?」と聞かれたら、何て答えますか?
どんな子供ですら、そのはっきりした意味を知らずに
10年以上の学生生活を過ごしてしまうような、この
難しい質問。
昨晩の会食で聞いた話なんだけど、あるお母さんが
こう答えたんだそうだ。
「そうする事で、人のためになるからよ」
僕自身は「自分のため」だとか、少し詭弁めいた答え
しか聞かずに育ってしまっただけに、何だかとても
心を洗われた気がした。
そう。
自分のためだけに何かをし続けるというのは、
ある意味才能がなせる業であって、普通の人は
たいていどこかで破綻してしまう。
何度も言うように、アイディールには中国在住の
モバイルコンテンツ制作スタッフ達がいる訳ですが
そんなこともあって現地の様々方たちにお会いする
機会も多いのです。
中には最近巷で有名な「中国の富裕層」なる方々も
いらっしゃる訳ですが、中国のお金持ちの方々の
特性で「稼いだお金を、誰かに振舞うことで使う」
ようなところがあって、それはとても素敵だし、
しかもそれが理由で再度自分の所に戻ってくることを
知っている彼らはとてもクレバーだと思う。
僕も自分で会社をやるからには、どこかで社会に
役立っているという手ごたえを得られるような
事業をやっていけたらいいなと思う。