LINEスタンプ制作 時のちょっとしたお話
皆さん、LINEスタンプ、使ってますか?
僕は個人的にも買いますし、仕事でも必要に応じて購入しますし、スタンプを販売されている知り合いの会社様からもたくさんプレゼントを頂く機会があります。
なので、過去の分を見ると100~150種類くらいのスタンプがあり(笑)、常時手元には30種類くらいのスタンプがダウンロードされています。
2013年からスタートしているLINEのクリエイターズマーケットの事を改めて語る必要はないと思いますが、やはり従来の公式のスタンプマーケットに企業が提供するスタンプと比較をすると、日々(2年経った今でも!)本当に斬新で面白く、そしてクリエイティビティに溢れたスタンプが大量に販売されています。
日本人は過去もiモードなどによって提供されたデコメを始めとして、私信を装飾するというのが最早れっきとした文化なんだなと感じています。
そんな中、当社でもLINEのスタンプ制作などをお受けしていて、クライアント企業様の制作案件上でお話をさせていただく機会が多い事をまとめてみましたので、LINEスタンプを制作してみたい!という方やクライアント企業様のご参考になればと思っています。
タイトルや説明文の設定
ヒットした後の手法としてはオーソドックスですが、シリーズ物のように「第二弾」だとか「何々編」だとかのタイトルを付ける事で、以前のスタンプも気になって購入してもらえる可能性が高まります。
LINEスタンプは「作者名」でも検索できるので、一つのスタンプからファンになって頂ければ横に展開できる可能性も上がります。
将来的にはAppstoreのディベロッパー情報のように、同じ作者や配信者の他のスタンプを紹介されたり、直接購入ページに飛べるような機能が追加される可能性も十分にあると思います。
継続は力なりの愚直な戦略ですね。
販売戦略案について
どうせ配信するなら、やはり売上を最大化したいと思います。
それに際して、上記の通り勝ちのスパイラルを作っていく事が重要だと思いますが、大枠の販売戦略としては下記のような物が挙げられると思います。
・多言語対応がしやすいスタンプにする(文字なし、英語のみ等)
・インパクトのあるイラストで勝負する
・使いやすい構成・コンセプトにする
・大量に配信し、薄利多売やラッキーヒットを狙う
しかし実際の所、この戦いが激化しているスタンプマーケット内においては、使いやすさは重要とは言えど、そのコンセプトやシチュエーションにはかなりニッチで尖った物が求められ始めています。
例えば、一時期は方言スタンプがかなりランキング上位を占めていましたが、毒舌や眠い時に送る物、わざとうざがられる事を目的に(笑)したり、テレビのテロップ風など。
いわゆる分かりやすい、一般的なシチュエーションに関しては「他のでも良いよね」という感覚と戦えるだけの超絶人気キャラクターなど何かがなければかなり厳しいと言えます。
また、オウンドメディアなどによる一定数のトラフィックを作れる環境は、これも一定の売上を上げる事が出来る戦略です。
という事で一度に書くと長くなってしまうので今回はここまでにして、次回は人気スタンプの法則のような物を発表したいと思います。
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当社でもLINEスタンプを始めとしたチャットアプリ向けのスタンプ制作を行っております。