成長に繋がる変化。の続き。

今期の行動指針は「改善」と定めたという事もありますが、当社くらいの小さな会社だと本当に変えるべき事が日々無数に出てきます。

 

先日、下期からの、特にコンテンツ制作受託事業の「変化」について書かせて頂きました。

今日は自社コンテンツ事業に関しての「変化」の話をさせて頂こうと思います。

 

まず、今期から当社の理念を「世界一、人を楽しませられる企業に。」と変更させて頂き、自社でオリジナルコンテンツを生み出し、世界に持って行くんだ。という方向性をよりはっきりとさせました。

当社が生み出すコンテンツは、マンガ・アニメ・ゲーム・ファッションというクールジャパン構想の中でも強く推進されている4分野をターゲットにしており、ウェブを起点にして各コンテンツを日々企画し、開発をしています。

 

この事業領域については当社役員のY田配下で推進してきましたが、今期に入ってからファッション分野の事業であるEコマースが伸び始めていて小さな光が見えてきました。そこで、Y田にこの領域に集中させる事にして体制を変えました。今の伸びスピードを落とさずに成果をきちんと出していくのが最大のミッションです。

 

 

そしてこれに際して自社コンテンツ事業で中心になって活動をしてきたT田を責任者に引き上げ、僕やY田が出しきれなかったヒットを託す事にしました。

 

これは恐らくあらゆる経営者によって経営スタイルは異なってくると思うのですが、僕自身の自己評価は決してカリスマで引っ張っていくようなタイプではないと思っていて、特に自分自身の能力の限界もよく分かっているので、どこかで分裂細胞のように勝手に事業が増殖していくような仕組みを作らなければいけないという課題がありました。

 

前期に売上が伸び悩み、今期の成果を最大化するためにはここでドラスティックに変化を加えなければ波に乗れないと危機感があります。

結局僕自身は現場に任せて、決めるべき所だけを決めてあげ、後は結果が出るまで耐える。という心づもりで下期は改めて現場主導に変えた訳です。

 

もちろん完全に任せっきりというよりも、成果絶対主義を求めるのではなく、一緒に間違いのないプロセスを踏めているかどうかを見ながら、大きな戦略についてはT田に任せるというスタンスです。

 

実は結構色んな事を仕込んでいたりしますが、ここからは横に広げすぎない事も大事なフェーズに入ってきていると思います。

 

 

そもそも、コンテンツビジネスをやろうとしていて、限られた人(トップや経営陣のみ)のアイデアばかりで売上を伸ばしていくのは、その人達の持っている物(スキルやそもそもの器)以上になるのがとても難しい事だと思っています。

 

参考:「自分でやった方が早い病」とは

http://shibats.tumblr.com/post/62197134380

 

今後はより「チーム」として成果が出せていけるように、今のタイミングを基点にしてきちんとした土壌を作っていけたらいいなと願っています。

 

 

イメージとしては小ユニットが増殖していくような感じかなぁ。

 

 

という事で、2回に分けて書かせて頂いた当社の直近の「変化」でした。

内部では管理の仕組みを変えたり、色んな事を同時並行で勧めていたりはしますが・・・。

 

引き続き皆様からもご指導ご鞭撻頂ければ幸いです。

さぁ、頑張るぞー!

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